ことから:積み木遊びの広げ方
こんにちは、言語聴覚士です(#^.^#)
窓の外は真っ白な銀世界ですが、ここあーる・そえるは子どもたちの笑い声でポカポカと温かい空気に包まれています😊
さて、子どものおもちゃとして定番の「積木」ですが、実は手先の器用さを養うだけでなく、「ことばの広がり」や「コミュニケーション能力」を育むお手伝いができる万能なおもちゃという一面もあります。
今回は、言語聴覚士の視点から、お家で無理なく取り入れられる「積木遊びの工夫」をご紹介します!
「やりとり」の土台を作る
積木を一人で黙々と積むのも素敵ですが、大人が少し関わることでコミュニケーションの練習の場に繋がります。
▶子どものまねっこをする(模倣):お子さんの隣で、大人が同じ動きを真似してみてください。「自分の動きを誰かが見てくれている」という気づきが対人意識の第一歩になり、徐々に大人をよく見たり、自分から関わりに行ったりするきっかけになります。
▶「やりとり」のことばを引き出す:積木を渡す時に「どうぞ」、欲しい時に「ちょうだい」、難しい時に「てつだって」のことばをかけることで、自然にことばを引き出す効果が期待できます。
▶順番を経験する(ターンテーキング):交互に積木を置いていく「順番交代」は、会話のキャッチボールの基礎になります。「次はママの番」「次は〇〇くんの番」と声をかけながら、一緒に待つ時間を楽しめるといいですね。
「ことば(語彙)」の世界を広げる
積木遊びは、様々なことばを育むのに最適です。
▶オノマトペで動詞を表現:倒れるときに「ガッシャーン」、叩くときに「トントン」、積木を滑らせて「スーッ」など、動きに合わせた擬音語を使うことで、ことばのイメージが定着しやすくなります。
▶いろいろな概念に触れる:「どっちが長いかな?」「こっちは三角だね」「一番上に乗せて」など、形のや位置を表すことばなどを遊びの中で繰り返し使うことで、ことばの意味を少しずつ理解していく助けになります。
▶指示理解の練習:「トンネルの中に置いて」「青い積み木を、黄色の積み木の隣に置いてね」など、遊びの中で楽しく指示を聞く練習もできます。
「見立て遊び」で想像力をふくらませる
積木を何かに見立てる遊びが始まると、ごっこ遊びへと発展し、使うことばややり取りがぐんと豊かになっていきます。
▶身近なものに見立てる:積木を電話に見立てて「もしもし?」としたり、電車に見立てて「ガタンゴトン」と動かしたり。大人が先にやって見せることで、お子さんが想像力をふくらませるお手伝いをします。
▶「設定」を作ってやり取りを楽しむ:「ここはキリンさんのお家かな?」「トントントン、入ってもいいですか?」と役割を決めて遊ぶことで、日常のやり取りを遊びの中でシミュレーションする練習になります。
大人も一緒に積木遊びを楽しみながら、もっと会話が弾む時間になるためのヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。(●^^●)
