ことから:「テルミー・ザ・ピクチャー」のご紹介

こんにちは!ことばの教室、言語聴覚士です。
6月に入り、季節の変わり目で子どもたちも少しずつ環境の変化に慣れてくる頃ですね。ことばの教室では、子どもたちがワクワクしながら学べるよう、新しいおもちゃや教材を少しずつ取り入れています。今回は、その中でも特に反応が良かった「テルミー・ザ・ピクチャー」という新しい教材についてご紹介します。
「テルミー・ザ・ピクチャー」は、絵カードを使って、子どもたちがことばで説明する力や質問する力を育てるコミュニケーションの大切な基本を学べる教材です。「相手を思って伝えること」、「自分が伝えたいイメージを的確に表現する力」「情報を聞いて、正しく理解しようとする力」などを育みます。絵の情報量が豊富で、語彙や表現力を引き出しやすい教材となっています♪
現在このように使っています☆
◎シートに描かれている絵やピースには何が描かれているかな?「りんごは何個?」「お花は何色かな?」「りすがいるね!」よくみて観察してみよう!
◎シートの上にピースを自由に並べて、頭の中のイメージを表現してみましょう。お母さんやお父さんなど身近な人に置き換えてお話を作ってみるのも楽しいです!
◎少し難易度が上がりますが、二人で風景の見本カードから1枚好きなものを選び「相手に風景を伝える人」「風景を作る人」に分かれてコミュニケーションゲームスタート!「屋根の上に猫がいます」「お家と犬小屋の間に女の子がいます」など、自分がみている風景の位置関係をことばに変えて、相手に伝えてみます。伝える人はどうしたら相手に伝わりやすいか考えてみます!「風景を作る人」は相手の言葉をよくきいて、どの場所に何がくるのか想像してみます…。
新しい教材が届いてからというもの、子どもたちは目を輝かせて取り組んでいます(^^♪特に「クイズ形式」の課題では、笑顔と歓声があふれ、大盛り上がり!
ひとつの教材でいろいろな遊び方ができるのも魅力で、難易度に合わせて楽しみながら“ことばの力”をぐんぐん育てられる、まさに優れモノです。
これからも子どもたちの「やってみたい!」という気持ちを大切に、さまざまな活用方法を工夫していきます♪