ことから:ボディイメージってなに?

こんにちは!作業療法士です(❁´◡`❁)
みなさん、「ボディイメージ」という言葉を聞いたことがありますか?
簡単に言うと、自分の体の形や大きさ、動かし方を頭の中でイメージする力のことです。
実は、このボディイメージがしっかり育っていないと、日常生活のさまざまな場面で子どもたちは困ってしまうことがあります。
例えば…
・お友だちや物にぶつかりやすい
・着替えや靴下が上手く履けない
・道具を使うときに力加減や動かし方が分かりにくい
・文字や絵を描くときに思った位置に線を引けない
など、大人が何気なくできる動きが、子どもにとっては難しいことがあります。
それは「自分の体の大きさや動きがどのくらいなのか」という感覚が、まだ育っていないからなんですね。
◎ボディイメージを育てるために
ここあーるやそえるでは、遊びや運動を通してボディイメージを育てています。
・身体を大きく動かす遊び(トランポリンやバランス遊びなど)
・自分の身体の大きさを知る遊び(トンネルくぐりやボール遊び)
・模倣遊び(動物になりきる、人の動きを真似する)
これらの経験を積み重ねることで、だんだんと「自分の身体を感じる力」「思ったように動かす力」が育っていきます。
また、ご家庭でも椅子や毛布などを使って簡易トンネルを作ってくぐったり、ぬいぐるみやクッションを頭や背中の上に乗せながら歩いたりなどの遊びも楽しみながらボディイメージを育てることができるのでおすすめです♪